ヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)

 

とても忙しい現代で生きている私たち。

テレビ・車・スマホ・パソコンなど、以前と比べて物質的には、とても豊かになっています。

では、みなさんが健康で穏やかに暮らせていますか??

『健康とは身体的、精神的、霊的(スピリチュアル)、社会的に良好な状態であり、

単に病気あるいは虚弱でないことではない。』

                    ~ WHO(世界保健機構)の健康の定義~

スピード優先の日々の生活の中で頑張りすぎていませんか?

忙しさとあふれる情報はわたし達の『こころ&からだ』を知らぬ間に緊張させています。

 

緊張状態が続くことによって交感神経が優位になり自律神経のバランスをくずし、身体の不調を引き起こしている方がとても多くいらっしゃいます。頭痛、肩こり、腰痛など、病院にいっても原因がこれと言って見つからない

『不定愁訴』をお持ちの方は『こころ&からだ』からのメッセージを受け取っているのかもしれません。

 

少し立ち止まりご自身の中からの声に耳を傾けてあげる、

このことは自律神経を整えてリラックス神経と言われる副交感神経が優位な状態に導くため、わたし達の『こころ』と『からだ』をそして『日常生活』を楽になるよう導くことができます。

ヨーガセラピー(療法)

ヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)とは

インド・マハラシュトラ州ロナワラ市にインド中央政府科学技術省公認の研究機関として設立された『カイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所』は心身症の治療目的に、『インド古来の伝統的なヨーガの智慧&技法』の生理学的研究や臨床研究を100年近くに渡ってしてきました。この研究の元に生まれた『心のコントロール法』がヨーガ療法です。

伝統的なヨーガ技法を心身ともに健康な状態に導き維持することを目的として、誰でもが出来るようにアレンジされているため、年齢を問わず、ストレスや病気を抱えた方でも無理なく安心して取り組むことができます。

ヨーガ療法では『呼吸』を意識しながら緊張と弛緩を繰り返して身体を動かします。『緊張と弛緩』の繰り返しは普段、あふれる刺激を受けすぎて交感神経優位になりがちな私たちを、副交感神経(リラックス神経)優位に導きます。『身体と呼吸』の緊張感をゆるめることで、『 心』の緊張感がゆるまり、調和を取り戻します。心身はリラックスし、脳の疲れを取り除きます。心の緊張感も緩めることは『心の穏やかさと身体の調和』を図安定感と快適感が生じ心身の健康の回復・増進を促すことになります。また人成長ホルモン(アンチエイジングホルモン)の分泌が促され、免疫力の活性化にも役立ちます。


西洋医学と統合医療に積極的に導入されるヨーガ療法

肉体と精神の健康はもちろん、社会的調和や自己存在価値観をも高め、ホリスティック(全人格的)な健やかさを目指せる『ヨーガ療法』は欧米をはじめ西洋医学との統合医療に積極的な世界中の医療関係者、特に心身医学や精神医学の専門家から大変注目されています。欧米からインドに直接学びに行く医師も多く、『ストレス過多の現代社会』の中で予防を含めた医療に組み込まれてきています。

ヨーガ療法は全世界規模で代替医療として大変注目を浴び、現在では統合医療として認定されており、予防・治療の一環としてとして取り入れている医療機関が増えております。

日本においても(社)日本ヨーガ療法学会が、国立の学術機関や各種医療機関と連携・協力し、科学的な裏付けを示すための研究を進めています。

全国各地のクリニックや総合病院などでのヨーガ療法指導を行っている認定ヨーガ療法士は多数います。

ストレス

 私たちが生きていく上ではストレスを完全に避けた生活をすることはできません。一口にストレスと言ってもいろいろあります。試験や資格の合格という目標、発表会や運動会などの行事、人を好きになって振り返ってもらいたいと思う恋、など、喜び・楽しみ・目的を達成するための快ストレスは人間が成長するためには必要なものです。暑さ寒さ、お腹が空いた、などの自然や生理的ストレスから、仕事や人間関係などの心理的・社会的ストレス。いつでもストレスは周りにあふれていますが、それぞれの人が持っている性格や記憶、その人の心の反応の仕方「とらえ方」によってストレス度は大きく変わります。心にダメージを与え「不快である」と判断した場合は交感神経が優位となり、心拍数増加、血圧・血糖値などの上昇、呼吸数増加、発汗が亢進などのいわゆる『ストレス反応』が起こります。「快適である」と判断した場合は安らぎや喜び充実感などの感情が生まれ、副交感神経が刺激され逆の反応、心拍数減少、血圧・血糖値など低下、呼吸数減少、発汗も正常化などの『リラックス反応』が生じてきます。

ブログ記事:トレス反応その ストレス反応その2

実習内容

ヨーガ療法を行う時は、アーサナ(調身・ヨーガの体操)や呼吸法(調息)を行いながら心と身体に意識を向け『今、ここの自分』を眺めてみます。瞑想(調心)ではテーマを決めて自分の心・行動を見つめ整理していきます。

これらの事を繰り返すうちに、ストレスを感じる自分を客観的に見つめ、どういった時に心が揺れ動くのかが見つめられるように変化が起こってきます。そのことはストレスにふりまわされにくく、ストレスを上手に乗り越えられる力が身に付けることへと繋がります。そのため、ヨーガ療法は体調不良等から起こるストレス・育児ストレス・介護ストレス等の身近な日常生活でのストレス対策として、職場での重要性が叫ばれているメンタルヘルスケアとしてのストレスマネージメントとして、またここ一番の精神力を要するスポーツの世界でもメンタルトレーニングとして取り入れられています。 

緊張と弛緩を実感しながら行うアーサナでは筋肉にアイソメトリックな負荷をかけつつ行っていきます。もちろん無理のない範囲で行いますが、このことは筋肉を高めるとともに、若さをもたらす人成長ホルモンや男性・女性ホルモンなどの50種類ものホルモンに変化していく副腎皮質ホルモンがよく分泌されることは運動生理学的にもわかっています。

 

ストレスを解消したい人、健康を取り戻したい人、いつまでも健康でいたい人、

しなやかで力強い身体とストレスにうまく付き合える心、

調和ののとれた心身を手に入れましょう!!

毎年、日本ヨーガ療法学会研究総会では数々の疾患の症例報告がされています。