2015年心の健康フェア講演「統合失調症がやってきた」

 2015年千葉県 ‟ 心の健康フェア ” にて松本ハウスさんが「統合失調症がやってきた」を講演されました。ヨーガの智慧にも通じる幸せな人生を過ごすためのヒントがつまった素敵な言葉がちりばめられていました。

 

1時間で最高血圧減少?!~地域活動支援センターでの実習~

蘇我にある地域活動支援センターで9月からヨーガ療法実習を月1回程度で行っています。
3回目となった先日は、初めて血圧計を持参しました。
お一方はもともと血圧高めでお薬も飲まれています。実習前に測定したところ、最高血圧161mmHgとやは
り高めです。ヨーガの体操を中心に呼吸法などを合わせて約1時間のヨーガの時間の後にもう一度測定。132mmHgへと変化していました。
 
ちなみにここでのヨーガ療法実習はスペースの事もありますが椅子に座ってのヨーガです。そしてみなさんヨーガの経験はありませんでした。誰でも取り組める手軽な運動をたったの1回、わずか1時間のヨーガ療法実習によって約30mmHg最高血圧低下とはっきりとした数値で現れました。
「本来の私の血圧に戻った!!」と実習された方が大喜びであったことは言うまでもありません。
これまでも講座や症例で血圧が下がった事例はたくさん聞いていましたが、ここまではっきりと効果が現れて喜んでもらえると指導させていただいた私も素直に嬉しいです。
高血圧の方で原因が見つからない本態性高血圧の方は約90%と言われております。やるべき事を多く抱えている我々現代人は常に時間に追われテレビ・携帯などの電子機器などで光と音の洪水にのまれがちです。そこに更に加わる生活の中でのストレス。このことはどうしても交感神経優位になります。「ここぞ!!」という時に頑張る力を発揮する交感神経ですが交感神経が優位になると視床下部は色々な信号を送り、自律神経と内分泌の不調和が発生し、様々な症状が現れます。筋肉の硬化、心拍増大、血糖値上昇など、そして血圧上昇です。
ヨーガ療法で行う呼吸に合わせたゆっくりとした動きは交感神経を鎮めてリラックス神経である副交感神経優位に導き逆の状態に導かれます。すなわち心拍減少、筋肉はゆるみ、心拍や血糖値は減少、血圧も下降します。もちろん、効き方は人それぞれ個人差はあります。
 
激しい運動ではないがしっかりと効くヨーガ療法は統合医療の一環として小さなクリニックのみならず、九州大学病院・鹿児島日赤病院・国府台病院などの大きな病院でも西洋医学的な治療と併せて取り入れられています。

ヨーガ療法で寄り添う~東日本大震災で避難されている方々~

ヨーガ療法師の先輩方は以前からウクライナのキエフでヨーガ療法を行っています。ウクライナ原発による被ばくを受けられた方々へのヨーガ療法ボランティアは医師も同行し科学的データをきちんと計測するのですが当初凄い量の活性酸素に驚いていた医師が半年後には激減している活性酸素の量に驚くほどの効果が認められたそうです。

東日本大震災が起こった際、すぐに認定ヨーガ療法士の先輩方はチームを組み、各地の避難所や仮設住宅に足を運びヨーガ療法ボランティアを行い、今なお定期的に通われています。「なんとなく」ではなくウクライナでのノウハウが生かせたのは言うまでもありません。

東北地方だけではなく、首都圏に移ってこられている方々へのヨーガ療法指導も数か所でされてます。私も先日初めて先輩方についてヨーガ療法実習に参加させていただきました。鎌取駅から約2時間電車に揺られ、近いとは言えない場所ではありましたが実際に参加してみてとても良かったです。3年半が経過し私たちの生活はすっかり元通りになった感もありますが、慣れない土地に来られての生活を送る方々にとって今なおご苦労はあり、また当初とは違う思いを抱えられている方も多いようです。当日集まった方は10代から80代までと年齢も様々で、膝を痛めている方、緊張されている方、ストレスを抱えている方、とそれぞれでした。実習を行うことによってみなさんの緊張が一様に緩んだ様子がわかりました。また「出かけるのが面倒だ」と、こもりがちだった方が「ヨーガに参加して良かった」と表情が良くなりお話しされていたのがとても印象的でした。

ヨガフェスタ2014 in パシフィコ横浜

年を追うごとににぎわいを増しているヨガをする人の祭典、ヨガフェスタが今年もパシフィコ横浜で

9月13,14,15に大盛況の下で行われました。

私が所属するでヨーガ療法学会も今年初めてブースを出し、私も2日間お手伝いで参加させていただきました。 

普段身体を大きく動かすヨガをされている方が多い中、当初はちょっと地味なヨーガに足を止められる方はあまりいらっしゃらないであろうと想定されていたそうです。が、しかし、3日間連日大賑わいでした。私はたくさんの人が通るブースの前で資料配付してお声かけさせていただき、ドーシャ診断とヨーガ療法体験をご案内。来ていただいた方にはせまいブースに並べられているパイプ椅子にご案内し椅子ヨガ体験をしていただきました。あのにぎやかさの中でも静けさを感じ身体のぬくもりを感じていただけるように指導されていられる姿を拝見し私自身もとても学ばせていただきました。

連日、療法士の方々は休む間もないくらいの大盛況、ヨーガ療法の良さが沢山の方に伝わっていたと思います。

 

ヨーガ療法学会研究総会 in 岐阜

7月4日5日で今、暑さで話題のHOTな岐阜県多治見市にて行われたヨーガ療法学会に参加してきました。

今年ののテーマは『脳科学から見たヨーガ療法』。
気温だけではなく、とてもHOTで充実の2日間でした。
一番の目玉であった『認知症にならない決定的予防法』の著者でありダライラマ、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世など著名人の治療にあたったVincent Fortanasce先生の講演を初めとして伝統的ヨーガを裏付ける脳科学のお話しやヨーガ療法士の先輩方の症例報告などとても実り大きな学会でした。随時ご紹介させていただきます

ヴィンセント・フォーテネイス先生はロサンゼルスの南カルフォルニア大学の神経科臨床教授であり、国際レベルで医療問題を扱うラジオヴィンセント・フォーテネイス番組のホストを20年に渡り務め、ダライラマやローマ法王ヨハネ・パウロ2世などの著名人の治療にもあたったアルツハイマー病の明確な真意の確認を行うことのできる医療専門家です。ジュニアオリンピック金メダル、国際大会でチャンピオンになったのを含め、野球・空手・レスニング・テニスと多岐に渡った協議で活躍された有名なアスリートです。ご講演では現代科学に基づいた脳と神経伝達物質の働きのお話がありました。

脳だけを見ると「脳が委縮してこの人は確実にアルツハイマーだったでしょう!」という方でも人間関係(コミュニティ)が良好で運動していた方では症状が全くなかった方々もいたとの事。ストレスが加齢につながっているのは科学的にわかっています。
アイソメトリック(等尺運動)の筋トレをすることで新しい筋細胞を作り、今ある筋肉が大きくなり酵素の働きで新しい脳細胞やシナプスをつくり初期の軽度認知症は治る事が出来るとの事。エクササイズを行うことは筋肉よりも脳の細胞を増やす、いわゆる加齢ホルモン(コルチゾール)を減らし抗加齢ホルモンが分泌され神経伝達物質であるGABA・セラトニン・ドーパミンの分泌が増え、脳と骨の密度が上がるそうです。ただし、激しすぎる運動は酸化ストレス、コルチゾールの生成を促し、炭水化物(認知症の原因になるアミロイドの生成を促すとの事)を過剰に欲し、関節や腱の故障につながります。あくまでも適度な運動がアンチエイジングには良いということがわかります。そしてこれは今までの学びでも知識としてありましたが、呼吸方法することもリラックス神経(副交感神経)優位になりコルチゾールの減少につながることについて、先生もお話しされておりました。
 
ご自身の父親の認知症と母親の認知機能の低下にも対応し劇的に改善したエクササイズの一部を講演の中でもご紹介いただき、椅子を並べた講演会場のその場で実習を行いました。動きは我々がおこなっているヨーガ療法のアイソメトリック運動と一緒です。ヨーガ療法の場合はそこに更にリラックス神経優位に繋げる呼吸法も一緒に行っています。後期高齢者であられるはずの療法士の先輩方(80代・90代もいらっしゃいます)が足腰しっかり&脳もしっかりしている事の裏付けを改めて実感した私です。 
ヨーガ療法で行っていくアイソメトリック運動は誰でも&どこででも、できる簡単な動きですがヒト成長ホルモンの分泌が促され筋肉がつき、話題のロコモティブシンドローム(運動器症候群・要介護予備軍)を予防して健康寿命を延ばすことへ繋がるのみならず、脳細胞にも働きかけて認知症の予防にも効く!!ということが科学的にも実証されているのです。